おくりびとの日記

数多くの仏様を成仏させた「おくりびと」が、お葬式の出会いを綴ります。終活の参考になれば幸いです。

おくりびとの日記の人気ブログ記事

  • 喪中はがきが届くこの頃

    喪中はがきがポストに入る季節になりました。家族だけで見送る家族葬が多くなり、親戚の死去を一枚のはがきで知る人も多くなりました。本来、喪中はがきとは故人とそれほど深いお付き合いではない方に向けてのお知らせでした。ですが、この頃は親しい人の死去を、このはがきで突然に知るのです。お葬式を家族のみで済ませ... 続きをみる

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  • 印鑑が不要になったのに

    世の中、キャッシュレスが驚くほどのスピードで進んでいます。スーパーなどのレジでも「クレジットで」「ペイペイで」「スマホタッチで」と声が続き、たまに高齢者が財布からモタモタと現金を出そうとすると、後ろに並んでいる人から、舌打ちが聞こえる有様です。 キャッシュレスと共に進んだのが書類の捺印不要の流れで... 続きをみる

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  • お葬式は今日も雨だった

    先ほどまで、ポツポツと降っていた雨がお通夜の開式時間が近づくとやみました。まるで会葬者の皆様が濡れないように配慮したように感じました。お通夜が終わり家族だけが棺の周りを囲むころ、雨がまた強く降り出しました。最後のお別れを惜しむ故人の涙のようです。 翌日の告別式の日も、どんよりとした今にも一雨来そう... 続きをみる

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  • 貴方の死ぬ時を教えます

    日の出までには、まだ数時間あります。深夜3時過ぎは、人通りが一番少なくなると言われています。この時間になると何故か電話が鳴るのです。 「亡くなったので、お葬式をお願いします。すぐに病院に迎えに来てください」 ほとんどの方は病院で亡くなります。お医者様が死亡を確認すると、その後看護師さんが エンゼル... 続きをみる

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  • 損傷の酷いご遺体の前で

    葬儀屋になり、いろいろな状態のご遺体に接してきました。皆様は自分が亡くなった時は、布団に寝かされた綺麗な身体を想像するのでしょう。 周りの家族が「今にも起きてきそう。良く眠っているみたい」と周りを囲む、幸せな最期を考えているかもしれません。 警察からお迎えの連絡が入りました。検視の済んだご遺体の引... 続きをみる

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  • 家族で奏でる葬送の調べ

    ご自宅のリビングの壁には小さな時からの発表会の写真やコンクール入賞の賞状が一面に飾られていました。故人のお葬式の内容で、ご家族が提案してきたのは「小さい時から応援してくれたお婆ちゃんを私達の演奏で送ってあげたい」「母との別れは御経でなく音楽でお別れをしたい」「お婆ちゃんの大好きだったメロディ―や思... 続きをみる

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  • 自殺者の葬儀は苦手です

    何故、自殺をするのでしょう? 動物の世界で、自殺をするのは人間だけだと言います。 葬儀の仕事を始めて、驚いたのは、自殺で亡くなる方が多くいるのを知った時でした。 日本では毎年2万人以上が自殺をしています。一日に60人以上が自分で命を絶っているのです。年代別死因では第一位になることもあります。 男女... 続きをみる

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  • 火葬後の灰の中から指輪

    火葬炉の扉が静かに閉まります。しばらくすると「ゴォー」と音が聞こえてきます。 炉の中の紅蓮の炎で仏様が旅立ちます。この時間帯は葬儀屋にとって、少しホッとできる時間なのです。お迎え、納棺、通夜、告別式、出棺、と緊張した時間が続き、やっと火葬炉に納めます。90分程の焼き上がりを待つだけの時間です。喪家... 続きをみる

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  • なぜ死体はこんなに重い

    ほとんどの方が出棺の時に棺桶を持ちあげると、「エッ」というお顔をされます。指先にかかる棺桶の重さにビックリされるのです。たいして大きくないお婆ちゃんやお爺ちゃんでも、ご遺体になり棺桶に横たわると、結構な重さを感じるのです。 人は生気が無くなると体重がいっぺんに増えるように感じるのは何故でしょうか。... 続きをみる

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  • 育てた花に囲まれた仏様

    皆様がイメージをするお葬式の式場とは、正面に白木祭壇が置かれ、両側に名札を立てた供花を飾って彩りを添える会場だと思います。しかし、この頃は仏式でも祭壇を無くしてしまうとか、小さな掛け軸を飾るだけの省略化が進んでいます。白木祭壇にかわり人気が出たのが花祭壇です。中でも生花をふんだんに使ったものは生花... 続きをみる

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  • 亡者が参列していました

    「信じるか信じないかはあなた次第です」このフレーズはオカルト特集や恐怖映像の番組でよく使われます。葬儀会館も魔訶不思議な現象が起こる場所と言われ、参列者の中には気味の悪い場所と感じる方も多いのです。過去にも「葬儀屋さんは幽霊を見ますか」と真顔で質問されたこともあります。おかしな噂が出ては困りますか... 続きをみる

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  • 金属のお骨が出てきます

    火葬炉の扉が開きます。集合している皆様が一瞬、緊張する様子が伝わってきます。「もし、黒焦げ生焼けの姿が出てきたら」絶対にそのような事は無いのです。火葬の途中に、職員が炉の後ろの窓から何回も確認しています。毎回、綺麗に焼けた白骨が出てきますが、この頃は台車の骨の中に金属が見つかることが多くなりました... 続きをみる

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  • 火葬式では成仏出来ない

    ほとんどのお葬式が家族葬になりました。しかし最初は家族だけの参列と考えていても、親戚の皆様に連絡すると「何が何でもお葬式だけは駆けつける」という考え方の高齢者も多くいます。結局親戚一同や仕事仲間、趣味仲間ご近所などが増えてきて、最終的に通常のお葬式の形をとらざるを得ないケースもまだ多くあります。 ... 続きをみる

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  • 葬儀屋からのアドバイス

    葬式の話しなど縁起でもないと言わないで下さい。 どなたも、一生に一回は、ご自分を含めて経験なさるのです。 しかし昨今、核家族化も進み、ご近所とのお付き合いも薄れ、 ご葬儀の知識を持つ方は、非常に少なくなってきました。 先日、親を亡くして、お葬式を無事に済ませた知人は、 「葬儀とは究極の衝動買い」 ... 続きをみる

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  • 火葬炉は怖いと思う方へ

    火葬炉の前でお寺様が炉前勤行を行い職員が棺の乗った台車を炉内に押し込み始めます。ぽっかりと開いた炉内を全員が興味津々で覗き込みます。耐火煉瓦で出来た小さいトンネルの中は真っ暗です。炉の扉が閉まります。しばらくするとボッと着火音が響き、火葬炉全体がゴーゴーとうなり始めます。今、貴方は身体中を1200... 続きをみる

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  • 褒められる白骨になるぞ

    「まもなくお骨上げのお時間です」火葬場職員が収骨の案内を始めます。控室で待っていた家族と親戚が少しドキドキしながら火葬炉前に集まります。炉の扉が開き、中から綺麗に焼けた白骨が出てくると、皆様の口からため息のような吐息が出ます。悲しみで溢れたお葬式から、何か吹っ切れたような雰囲気になるのが、この骨上... 続きをみる

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  • 仏壇は何のためにあるの

    始めてお葬式をされた方が、その後の悩まれるのが仏壇とお墓をどうしようかと言う問題です。お墓は少し先に延ばしても問題は無いのですが、四十九日法要が迫ってくると、それまでに塗りの位牌とそれを納める仏壇の購入が迫ってきます。そもそも仏壇とは、何のためにあるのでしょうか? 仏教信仰を行う場所と言うならばお... 続きをみる

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  • 守り刀を交換してほしい

    ご遺体を旅立ちのお仕度に着替えてもらい、お布団に安置させます。手を組ませた胸元に守り刀をそっと置きます。故人をご自宅にお連れした時から納棺の様子まで、そばで食い入るように見ていたお孫さんが、話しかけてきました。「この刀を入れて」手には新聞紙を丸めた棒状の刀らしきものが2本握られています。 守り刀と... 続きをみる

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  • お斎の作法をお話します

    葬儀会館ではお葬式だけでなく法事も行われます。法事では菩提寺のお寺様を呼んで読経を行い、参列者は焼香と合掌で故人を供養します。その後、お斎(おとき)と呼ばれる会食を行ないながら故人を偲ぶ時間が流れていきます。 お寺様が読経と焼香を行なう儀式のことを「法要」と呼び、法要の後の会食までを含めたイベント... 続きをみる

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  • なぜ自殺をするのですか

    火葬手続きのために死亡届を受け取ります。右側の死因が記入されている場所に目を留めます。外因死の「自殺」にチェックがついているのを確認し納得します。打合せの時の家族の様子が、どうも、よそよそしく感じた原因が理解できたのです。 喪家様との話し合いは、老衰や病死などで亡くなった場合とは、まったく違う対応... 続きをみる

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  • 終活は断捨離から始める

    終活と言う言葉がメディアで取り上げられブームが起きました。老後になると皆様一度は自分の終活について考えるようです。葬儀屋はよく終活の相談も受けます。終活を考えることは、残った人生を快適にするだけでなく、家族への負担を軽減させる効果もあります。人生の終わりに向けて計画を立て、充実した余生を過ごすため... 続きをみる

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  • 葬儀の後は相続問題です

    お葬式が終わると皆さんがよく話題にするのが相続の問題です。銀行の窓口で亡くなったから故人の預金を引き出したいと言ったとたん、その預金は凍結されて一切出し入れが出来なくなった話をされます。当然電気ガス水道等の光熱費や携帯代金などの引き落としも不可能になりますので、そのままにして置くと電気、ガスが止め... 続きをみる

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  • 喪主をやりたくない方へ

    お葬式を行うときにどうしても必要な人間がいます。喪主です。ほとんどの場合は、すんなりと決まるのですが、中には喪主を決定するまで結構な時間がかかるケースもあります。夫婦のどちらかが亡くなった場合、通常は残された配偶者が喪主になります。片方が残された親の葬儀の場合は、長男あるいは長女が喪主になります。... 続きをみる

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  • よく見ると仏像は可愛い

    立派なガラスケースの中に20㎝程の数々の仏像が並んでいました。火葬が終わり、ご自宅にお骨を49日まで飾っておく「後祭り段」を組み立て始めました。今回のお葬式で喪主をつとめた娘さんとお話がはずみます。「すごいコレクションですね」「10年前に母を送った後、父が始めた趣味です。最初はお寺でもないのに辛気... 続きをみる

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  • スマホが活躍の記念撮影

    お葬式は普段あまりお付き合いのない親戚一同が顔を見せ集まるイベントです。めったにない機会ですから告別式の前や、出棺する前、葬儀を終えた後などに親族が集まり記念写真を撮ることが良く行われます。昔はプロのカメラマンを葬儀会場に呼んで、祭壇の前で集合写真を撮る習慣がありました。 集合写真を撮る場合には、... 続きをみる

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  • 火葬場で聞いたおめでた

    貴方は生まれ変わりを信じますか?仏教の死生観は輪廻転生(りんねてんしょう)で成り立ちます。輪廻転生とは死後、生まれ変わることです。初めての土地なのに、前に尋ねた記憶がよみがえる人がいます。小さい子供が生まれる前の記憶を話す事があります。又夫婦で可愛がっていたペットが奥さんの妊娠が解かると元気がなく... 続きをみる

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  • 神道はハレ仏教はケガレ

    寝台車を走らせていると窓から着飾った親子が見えました。この時期は七五三のお参りを見かけます。お宮参りや七五三の前に、新たな命を感謝しお腹の子が無事生まれてくることを願う水天宮での安産祈祷もあります。考えてみると、我々の生活には、結構神道の行事が多いのに気がつきます。神社にはあまり関心が無いし、神様... 続きをみる

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  • 来世も夫婦になれますか

    電話が鳴りました。故人の苗字と住所ですぐに気がつきました。2ヶ月前に奥様を亡くし落胆していた喪主様でした。出棺前の棺桶に取りすがり 「向こうで待っていてくれよ。おれもすぐに行くから。来世も夫婦で暮らそうな」 と、囁いていた優しいお顔を思い出しました。 お迎えの寝台車を走らせました。やつれてはいまし... 続きをみる

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  • 生まれ変わりを見ました

    あなたは生まれ変わりを信じますか?仏教の死生観は輪廻転生(りんねてんしょう)で成り立ちます。輪廻転生とは死後、生まれ変わることです。初めての土地なのに、前に尋ねた記憶がよみがえる人がいます。小さい子供が生まれる前の記憶を話す事があります。又、夫婦で可愛がっていたペットが奥さんの妊娠が解かると元気が... 続きをみる

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  • お寺離れが進んでいます

    お葬式をおこなう喪家様からお寺離れが進んでいると感じています。従来のお坊様が葬儀式を進行させる流れを離れ、無宗教の葬儀にする方が増えています。一応お寺を呼んでも内容の簡略化を希望する方もおられます。日本人の考えから、仏教を含む宗教離れが、少しずつですが加速してきているのです。 「葬式の時だけお願し... 続きをみる

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  • 法要は想い出す儀式です

    仏教でお葬式をあげると、その後に法要が執り行われます。法要は「追善供養」とも言います。葬儀後も家族や親族が冥福を祈って供養を行うと、故人が冥途で良い報いが受けられて、極楽浄土までたどり着けるからと言われています。よく皆様から法要と法事の違いを聞かれるのですが、法要とは遺族や親族が参列して、お坊様に... 続きをみる

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  • 葬儀の支払いは現金です

    何もかもキャッシュレスの時代になりました。電車に乗る時に切符を購入した記憶はずいぶん前です。コンビニもカードで、スーパーもカードで、自販機もカードです。ところが葬儀費用の支払いだけは、未だに現金だけなのです。特にお寺のお布施をカードで支払ったなどという話は絶対に聞いたことがありません。 葬儀代金が... 続きをみる

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  • 転校先は天国になります

    お手伝いが辛いお葬式があります。逆縁(ぎゃくえん)と呼ばれる親が子供を送る葬儀です。特にまだ小さい子が急に亡くなるお葬式は気が重い施行です。しかし、ご縁で繋がった仏様ですから、しっかりと送ってあげようと取り掛かります。逆縁のお葬式には、たとえ喪主でも親が火葬場に行ってはいけないという風習があります... 続きをみる

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  • ダメな葬儀屋と交代する

    電話が掛かってきました。「葬儀屋すぐに来てくれ。このダメな葬儀屋と交代してくれ」相手は困惑と戸惑いを含んだ声で告げています。ただ事ではありません。とりあえず伺いました。玄関先にて電話で告げられたダメな葬儀屋が帰るところに出くわしました。知らない顔です。葬儀組合の会合でも見たことのない顔でした。 こ... 続きをみる

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  • 家のお寺はどの宗派なの

    お葬式にお坊様を呼ばない「お寺離れ」がすすんでいるとマスコミ等では言われています。しかし実際は、親戚や参列者の手前、お寺の読経が無いお葬式は考えられないと思う方も多いのです。仏教は信じていなくても、御経を唱えてくれるお坊さんを呼ぶことで葬儀の安心感と達成感が出てくるのです。やはり、お葬式に読経と線... 続きをみる

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  • お葬式に寺は必要なのか

    南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)の声とチーンと鳴る鐘の音、ポクポクと歌う木魚。お葬式のイメージを質問すると、ほとんどの方がこのように答えます。実際9割が仏式の葬儀で執り行われています。檀家の数を数えると日本人の大多数が仏教徒になります。しかし仏教徒なのに、お葬式でお寺様を呼ばなくなってきています。 ... 続きをみる

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  • 霊柩車は緑ナンバーです

    「これより火葬場へ向かいます」霊柩車のホーンが長々と鳴らされます。まるで棺桶の中の故人が参列者に向けて、「さようなら」と叫んでいるようです。出棺時、霊柩車が長くホーンを鳴らす意味には諸説があります。 わかりやすい説明が「故人からのお別れの挨拶として鳴らしている」という言い方です。中には葬儀を行った... 続きをみる

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  • 映画よりすごいですね

    数年前に「おくりびと」という映画が評判になりました。  アカデミー賞を受賞していますので、多くの方々の記憶に残っています。   整った顔立ちのお婆ちゃんが、今日の仏様です。       「これより、納棺式を始めます」   興味津々で見守る集団の中から、ささやき声が聞こえてきます。       「お... 続きをみる

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  • 自宅看取りのデメリット

    前回、自宅での介護についてブログをアップしたところ、もう少し知りたいと言うご要望を頂きました。今回は、自宅での介護から看取りまでの、メリットとデメリットについて綴ってみます。自宅で看取りを行うのは大変な事です。家族全員で内容を充分に知った上で、自宅での看取りを選ぶか、最後は病院に任せるかを決めるこ... 続きをみる

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  • 家族葬で最初に悩む事は

    家族葬を行う喪家様が最初に考える事があります。それは参列者をどこまで呼ぶかという判断です。家族葬という名前から、ご家族だけで行なうと決める方は少数です。これからのお付き合いを考えると、親戚一同に連絡をせずにお葬式を行った場合、知れた後の反響を恐れるのです。ですから家族葬と名がついても親族の参列は必... 続きをみる

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  • 貴方は守護霊を信じるか

    突然「葬儀屋さんあなたには良い守護霊がついていますね」と言われて、ビックリしました。皆様は、あの世にいる「あなたの分身」である守護霊を信じますか?その方が言うには、 「人間には一人ひとりに、それぞれ守護霊という存在がついています。守護霊とは先祖の霊などではなく、あの世に残っているあなたの一部であり... 続きをみる

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  • 帰り道は少し遠回りです

    お葬式にはたくさんの迷信や言い伝えがあります。今の若い方の中には迷信の内容を知らない方も多くなりました。そして科学の解明が進んだ今では迷信を信じる人も少なくなりました。それでも、迷信や言い伝えがまだ残っているのは、万が一良くない事がおこった時に「やっぱり」と言いたくない気持ちが誰にもあるからです。... 続きをみる

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  • 申告すると貰える葬祭費

    お葬式を行うとお金がもらえる話をしましょう。香典の話だと勘違いしないでください。葬祭費と呼ばれる、市町村の役所から葬祭を行った方(通常喪主と呼ばれる人)に、およそ3万円~7万円程のお金が支給されます。しかし理不尽な理由で貰えない場合もあるのです。 申請の受付は、亡くなった故人の住民票があった市町村... 続きをみる

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  • もっと涙を流しませんか

    この頃のお葬式で気がつくことがあります。強い悲しみを身体中から表現し、声をあげて泣く家族をほとんど見なくなったのです。昔から日本人のお葬式は厳粛な雰囲気の中、静かに故人を偲び、悲しみに浸ると言われ、あまり泣き叫ぶ方はいませんでした。それでも家族の中には大声で泣き、周りもつられて涙を流すお葬式も珍し... 続きをみる

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  • サンタは星になりました

    前回のブログで綴った、サンタクロースの衣装で旅立させた仏様には、後日談があります。初七日のご挨拶に線香とローソクを持って伺いました。少しずつ悲しみから癒えているように見える奥様が、ポツリポツリとお話してくれました。 「毎年、夫がサンタクロースの衣装でプレゼントを届けていた保育園に、行くことが叶わな... 続きをみる

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  • 旅立ったサンタクロース

    町中がクリスマスの色に染まると思い出すお葬式があります。納棺のブログを書くきっかけになった出会いでした。クリスマスの前に旅立った、こんな仏様がいましたと、皆様にもう一度お伝えしたくなり再掲載させて頂きます。 納棺にうかがいました。仏様の枕元に一緒に納める品が置いてあります。 「この衣装を入れてくだ... 続きをみる

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  • 日本の宗教は神道でした

    神道は日本特有の宗教です。海、山、里の自然崇拝や祖霊(先祖の霊)と、狛犬やキツネ等の動物の神の観念に基づいた信仰が基盤です。仏教伝来よりもずっと以前に、日本人の文化と生活の中に浸透し、大切にされてきた宗教なのです。しかし、日本固有の宗教なのに、関心があまり無いし、神様とのお付き合いも今まで無いと思... 続きをみる

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  • 霊柩車とわからないので

    「近頃霊柩車を見かけましたか」と質問します。ほとんどの方が「この頃見ていない」と答えるはずです。昔は霊柩車をよく見ました。宮型霊柩車はその特徴的な外観から遠くからでもすぐにわかりました。小さい頃に「霊柩車を見たら親指を隠せ」と言われたことはないでしょうか。「親の死に目に会えなくなるから」が理由だと... 続きをみる

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  • エンディングノート作成

    エンディングノートを書きたいという相談が増えてきています。終活という言葉が生まれ、マスコミが周知に披露して、自分の最期や自身のお葬式を考える人が多くなりました。その結果でエンディングノートが考え出されました。以前は遺言書とか、人生の覚え書きと言われた書類が、誰でも書きやすいように進化したのです。 ... 続きをみる

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  • 残された土地は揉め事に

    葬儀屋は地場産業です。市内を回ると過去に弊社でお葬式をあげられたお家に気がつきます。その中で大きな家だったとか、お庭が広く土地が広いなと感じたお家が、いつの間にか空き地になっていたり、細かく分譲されて小さな家が数件建っていたりすることに気がつきます。 家と土地を持つ家人が亡くなると、通常は次の代に... 続きをみる

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  • 家族葬で悩むのは香典額

    ひと昔前の一般葬では参列者の皆様が香典を持ち寄りました。それを集計するとある程度の金額が集まります。このお金で葬儀費用の喪家様の持ち出しが最小限に抑えられました。その後だんだんと香典辞退の風習が広がり始めました。それでも会社関係や町内会の規定による香典、ご友人とかご近所がどうしてもと差し出す香典と... 続きをみる

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  • お坊様のチーンを真似る

    お盆のお勤めで、お坊様が自宅に来られて御経を読む時に、傍らで音を出しているのが鐘(かね)と木魚(もくぎょ)です。鐘は合図を知らせる鳴り物として、木魚は御経を読むリズムを整える道具として使われる代表的な仏具です。 鐘はお家に置いてある方も多いと思います。お仏壇に置いている、丸いお椀のような形をしてい... 続きをみる

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  • お盆にお迎えが来ました

    お盆は亡くなった人が家族のもとに帰ってくる日です。特に初盆は故人が亡くなってから初めて迎えるお盆ですから、通常のお盆よりも念入りに供養の行事が行われます。お盆の時期に亡くなった方が出ると必ず「お迎えが来た」と言われます。この時期は葬儀の繁忙期でもあります。一人では帰りたくない仏様が連れ帰る人を探し... 続きをみる

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  • お墓参りは行きましたか

    お盆は、サンスクリット語のウラバンナを音読みにした盂蘭盆会(うらぼんえ)からきた仏教用語です。亡くなったご先祖やご家族を供養する期間になります。亡くなった方が極楽から帰って来るこの時期は、ほとんどの方がお墓参りに出かけます。 お墓参りで気をつけて欲しいことがあります。持ち物は、生花、線香、ロウソク... 続きをみる

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  • 院号に悩んだお婆ちゃん

    老衰で旅立ったお婆ちゃんの葬儀の打ち合わせに、マンションのお部屋に来ています。高齢で介護が必要になり田舎の実家から引き取る時に、このお婆ちゃんが持ってきたのは沢山のご位牌だけでした。ずらりと並んだ立派なご位牌にはすべて「院号」が付いています。亡くなった人に、お寺様が仏の弟子としての名前を与える戒名... 続きをみる

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  • 葬儀の簡素化は疑問です

    電話が鳴りました。「オヤジが亡くなったのだが、直送でやりたい」一瞬「またか」と心の中で思います。マスコミ等でお葬式の簡素化が良く取り上げられるようになり、会葬者を呼ばない「家族葬」から一切葬送の儀式を行わない「直送」と呼ばれる葬儀を希望する方も多くなりました。お葬式の内容を簡素にするのがトレンドだ... 続きをみる

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  • 納得の葬儀屋を選ぶ為に

    家族の死は突然来ます。ある程度覚悟していたと言われる方も、慌てふためきます。少し周りが見えてきて、やっと頭の中に現れるのが「お葬式」の言葉です。ひと昔前は、町内会や会社の総務課などが手伝ってくれましたが、現在のお葬式はすべてが葬儀屋を介して行われます。お葬式を行うご家庭を全面的にサポートする役割を... 続きをみる

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  • ご臨終の脇で慌てないで

    亡くなる方の9割が病院で息を引き取ります。担当医がベッドに寝ている身体を検査して「ご臨終です」と家族に伝えます。看護師さんがエンゼルセットを持って病室に入ってきます。ご遺体の身体を綺麗にすると「葬儀屋の手配は済ませましたか?早く運び出して下さい」と告げます。夜中だからとか、家族がそろっていないから... 続きをみる

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  • 生きている死体との対面

    「外国で死んだ息子を迎えに行ってくれないか」この電話が最初でした。税関検査の後に棺桶を取り変えるので、新しい棺を積み込み空港へ向かいました。海外からの遺体搬送は航空機を利用します。航空貨物では遺体保存にドライアイスが使用出来ません。遺体はエンバーミングという防腐処置を行ってから搬送します。さらに国... 続きをみる

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  • 仏様と一緒に迎える正月

    24時間365日休み無しが葬儀屋の仕事です。年末年始もゆっくりは出来ません。前回でお話しましたが、火葬場は公営施設です。年末から三が日にかけてはお休みになります。その期間は火葬が行えません。ですが亡くなる人は待ってくれません。 都市伝説に病院では火葬場が休業しているお正月は、死期が近づいている患者... 続きをみる

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  • 家族葬には欠点があるが

    少人数のお葬式が大半になりましたが家族だけで行う家族葬には、大きな欠点があります。亡くなった方の人生は家族だけのものではありません。その人がお付き合いしてきた親戚、友人、知人、恩師、仕事仲間、お世話になった方たちなどの多くの人とのつながりで一生を送ってきたのです。お葬式とはこの世を去るにあたりその... 続きをみる

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  • 仏様が助けてくれた検問

    病院の霊安室に向かいました。時刻はまもなく日が変わる真夜中です。ご家族は先にご自宅に帰られていて仏様だけが、ポツンとストレッチャーに寝かされていました。警備の方に「○○様のお迎えです」「そこに寝ているよ」「死亡診断書は」「家族が持っていった」 少しだけ嫌な予感がしましたが、問題ないと思い直し、スト... 続きをみる

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  • 白装束の旅支度で極楽へ

    病院から帰宅したご遺体は、まだ入院の時のパジャマか浴衣が着せられています。 このままでは可哀そうですから、白装束と呼ばれる仏衣に着替えさせます。白装束とは仏の弟子になるための衣装です。白装束の変わりに故人の希望だからとスーツやドレス、振袖などを出されることもあります。やむなく着せますが本音は避けた... 続きをみる

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  • 葬儀のマナーは何所に行った?

    「この頃の若い者は」を、言い始めると、年を取った証拠だと言われます。 葬儀式への参列は老若男女が集いますから、 ハプニングも多々起こります。 20代から30代の若者の言動に違和感を抱くことが、何回かありました。 ① 茶髪の若者数人が会社の先輩の通夜式に、参列しました。   故人とは、あまり面識が無... 続きをみる

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  • お葬式の成功は担当次第

    インターネットで「葬儀」と検索をすると上位に出てくるのが葬儀屋斡旋業者です。テレビCMでお馴染みの「よりそうお葬式」「小さなお葬式」が代表的です。安価な価格設定に飛びつくお客様も多いのですが結構トラブルも聞きます。中でも多いのが「電話で話した担当者と実際に来た担当者が違い、こちらの要望した内容が伝... 続きをみる

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  • なぜお寺離れが進んだか

    コロナ禍で火葬だけのお葬式が急速に増えました。お葬式に必ずあったお通夜や葬儀告別式の宗教的儀式を一切行わず、火葬場で短時間の対面をして火葬と収骨を行うものです。「直葬」「無葬」とか「火葬式」と呼ぶ葬儀屋もいます。ご遺族は火葬時の立ち合だけで、ゆっくりとお別れをする時間や読経と焼香などの儀礼は一つも... 続きをみる

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  • 何故自殺をするのですか

    葬儀の仕事に就いてから知って驚いたことがあります。自殺で亡くなる方がとても多いことです。このブログでも自死遺体の旅立ちを多く綴っています。メディアでは自殺を減らすために心のケアをする活動とか命の大切さを啓蒙する広報が行われていますが、残念ながら、せっかく減少傾向にあった自殺者数の推移がコロナ禍に入... 続きをみる

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  • 祭祀権は喪主決定に重要

    お葬式を行うにあたって最初に決めることがあります。家族の中で喪主を誰にするかです。喪主とは遺族を代表して葬儀全般を取り仕切る立場になります。具体的には葬儀屋と相談して内容を決め、お寺への連絡をして、通夜や告別式を進行していきます。会葬者を出迎える時と出棺時や精進落しの席などでは遺族を代表して挨拶を... 続きをみる

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  • 葬式には誰も呼ばないで

    火葬炉に入っていく娘さんの柩を見送るのは父親と私の二人だけでした。これまでも寂しいお葬式は何度か経験があります。行路病死人と呼ぶ身元不詳のホームレスを役所の担当者と見送る時とか、生活保護の世帯で家族がこない場合などは二人だけで立ち会いました。しかし今回は「故人の遺言で立ち合いは、私だけです」と最初... 続きをみる

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  • 戒名は無駄と思いますか

    お寺離れが進んでいます。日本人がお寺のお坊様に対していだく、ありがたい気持ちや、安心する要素が無くなってきているように感じます。多くの皆様の納得がいかない理由の一番が、お布施と高価な戒名料です。そもそも戒名とは何のために必要なのでしょうか? 簡単に言うと、戒名とは仏教の修行を終えた人につける呼び名... 続きをみる

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  • 娘を殺しましたと言う父

    「娘を殺しました」お迎えに伺った病院のベッドの脇にたたずむ憔悴した男性の言葉です。一瞬耳を疑いました。「まさか殺人」と頭の隅によぎりましたが、看護師さんが渡してくれた死亡診断書を確認して、父親の言葉を理解しました。死因は「悪性新生物からの多臓器不全」そして、その他の欄に「ターミナルセデーション処置... 続きをみる

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  • お地蔵様にご注意下さい

    街中を歩いてみると、交差点脇とか踏切の傍、そして道路の端に石で作られたお地蔵様を見つけることがあります。見かけた方が手を合わせている光景に遭遇した人もあるでしょう。親しみをこめて「お地蔵様」と呼ばれていますが、正式にはインド生まれの地蔵菩薩と言う仏様です。サンスクリット語ではクシティ・ガルバと言う... 続きをみる

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  • 貴方は副葬品に何を選ぶ

    納棺式を始めます。枕元に入れて欲しい品々がずらりと並べてあります。「困ったな」と心の中でつぶやきます。ご遺体を棺桶に収める納棺時に、一緒に入れる品を副葬品といいます。打合せの時に市役所からの「火葬時のおける副葬品の禁止事項」の紙を参考に渡してありますがほとんどの方は気にしません。亡くなった家族にあ... 続きをみる

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  • 差し出されたランドセル

    お手伝いが辛いお葬式があります。逆縁(ぎゃくえん)と呼ばれる親が子供を送る葬儀です。特にまだ小さい子が急に亡くなるお葬式は気が重い施行です。しかし、ご縁で繋がった仏様ですからしっかりと送ってあげようと取り掛かります。逆縁のお葬式には、たとえ喪主でも親が火葬場に行ってはいけないという風習があります。... 続きをみる

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  • 家族葬で悩んだら一日葬

    ほとんどが家族葬になりました。しかし家族葬を選ぶご遺族が一番頭を悩ますのが、出席をお願いする参列者の選別なのです。家族葬の特徴は出席者を限定する点ですが、喪主が自由に参列者を決められる分、どなたまでに連絡して参加をお願いするかの線引きがとても難しいのです。中には家族葬の文字通り、同居している家族だ... 続きをみる

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  • 家族葬のデメリットは何

    ご葬儀の打ち合わせを始めると、ほとんどの方が「家族葬で行いたい」と言われます。家族葬という言葉は葬儀屋が考え出しました。高齢化で60代の息子が80代の親を送るようになりました。もちろん会社関係は縁が切れています。ご近所の付き合いもありません。親の兄弟も死に絶えている。「参列はご家族だけの少人数の葬... 続きをみる

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  • ノートの記入に葬儀屋を

    終活ブームのこの頃、書店に多様なエンディングノートが並んでいます。手に取る人も見かけますが、ページを開いてみると項目の多さに、二の足を踏む人も多いのです。何から記入しようか?こんなに考えることが多いのかと悩む方が大多数です。 エンディングノートを書いてみると、残りの人生を充実した時間にするヒントが... 続きをみる

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  • 火葬場では写真撮影禁止

    霊柩車を先頭に並んだ車列が火葬場に到着します。いくら公共の施設だと言っても、火葬場は初めて来る方が大多数です。当然皆様興味津々です。「どんなところだろう。記念に一枚」とスマホをポケットから出し始めます。火葬場は撮影禁止です。 ある程度の年齢の方は、常識として火葬場では写真を撮らないと知っていますが... 続きをみる

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  • 恵方巻を持って極楽旅へ

    スーパーのチラシに恵方巻の宣伝が載るようになると思い出すお葬式があります。お顔の両側に真っ黒で太い巻き寿司を置いたお婆ちゃんは、ゆっくりと火葬炉に入っていきました。恵方巻きの起源については諸説あります。大正時代に大阪の花街で節分に海苔巻きを食べて縁起を担いでいたのが発祥という説とか、大阪寿司組合が... 続きをみる

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  • 枕団子を幾つ供えますか

    ご遺体を安置し枕元に経机を組立てます。香炉、ローソク立て、樒を差した花立ての三具足を供えます。そしてお水と一膳めしと呼ばれる茶碗に山盛りにしたご飯を供えるご家庭が多いのですが、お年寄りが同居しているお家では枕団子のお供えも一緒に出てくることが多いのです。よく「幾つ作ったら良いですか」と聞かれること... 続きをみる

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  • この年賀状の宛先は極楽

    間もなくお正月を迎えようとしている年末に命の灯が消えました。「お正月なので」と、息子夫婦だけが見送るご葬儀に決まりました。火葬場は公営施設ですから年末から三が日は休業になります。年末年始の休み明けの一番窯での出棺を予約しました。 「母を亡くしてからは、一人の生活が長く続いたし、知り合いや、友人関係... 続きをみる

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  • 今年の締めのご挨拶です

    このブログをご覧の皆様方、いつも開いて頂きありがとうございます。始めた時は葬儀屋の書くブログなど、縁起でもないお葬式の話ばかりだから、誰も興味が無いだろうと思っていました。それでも終活ブームのこの頃ですから、どなたかの参考になれば良いし、お葬式を考えるお手伝いになるかもと思い直し、書き始めました。... 続きをみる

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  • 自宅で葬儀をしませんか

    お葬式は葬儀会館で行ないますと、ほとんどの人が言われます。ひと昔前は、自宅でお葬式をしました。住み家がマンションに変わり、一軒家であっても、部屋の作りや玄関からの導線が、棺桶を入れて参列者が集うお葬式の会場には出来ない構造になり、結果として、現在は大部分のお葬式が葬儀会館で行なわれるようになりまし... 続きをみる

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  • 最期の食事は何を食べる

    ほとんどの方は1日3回行います。そして毎日の習慣です。しかし「これが最期の食事」ということがわかっていたら、あなたは「何を食べよう」と思いますか?もし最後の晩餐に食べたいものと質問されたら何と答えるのでしょうか? 一生に一度は食べてみたいと思っている食事を選ぶ方が多いようです。高級フランス料理のフ... 続きをみる

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  • 死に方は二通りあります

    さて皆さんに質問です。人の死に方には二通りの方法があります。さあ何と何の死に方でしょうか?考えてみてください。ベッドで死ぬのと、畳の上で死ぬの、の二通り?癌で死ぬのと、それ以外の病気で死ぬの、の二通り?病院で死ぬのと、自宅で死ぬの、の二通り?残念ですが、すべて違います。 二通りの死に方とは書類上の... 続きをみる

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  • 夫婦位牌は円満夫婦の証

    お葬式の時にお坊様が持ってきて祭壇に安置するのが、白木位牌という削った木片で出来た仮のお位牌です。この位牌を四十九日までに仏壇に納める漆塗りの本位牌に変えます。四十九日法要が終わると白木位牌はお寺が持ち帰りお焚き上げします。 位牌は故人の依代(よりしろ)として供養の対象とする大切な存在です。位牌に... 続きをみる

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  • 安い葬儀には落とし穴が

    葬儀屋にかかってくる電話には、当然「亡くなったのでお葬式の申し込みを」と言う連絡の他に葬儀の相談の電話も連日多くかかります。まだ亡くなってはいないが、準備をしておきたいなどの内容には丁寧にお答えしますが、この頃多くなってきたのが、開口一番に「全部でいくらならできる」と尋ねる方がとても増えてきていま... 続きをみる

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  • ペットは故人の後を追う

    70歳以上の高齢者のうち約30%がペットを飼っています。子供の巣立ちや、配偶者を死別で見送ると、心の寂しさを埋めるためにペットを迎え入れる方が多いのです。空虚な日常生活がペットの世話で日々忙しくなり、生活に張りが出ます。単身高齢者がペットを飼うメリットはとても大きいのです。 ところが、骨折等で急な... 続きをみる

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  • 死ぬのが怖いと言う人へ

    いつか自分は必ず死ぬ、と知っているのは、人間だけだそうです。犬や猫などや、牛や豚などの家畜等は死を意識しないと学者は言っています。彼らは毎日を生きていて、病気になったり食べられたりで死ぬことは最期まで解らず、死にかけている最中も、なにが起きているか理解できないと解説しています。 死を意識し、なんと... 続きをみる

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  • この行動で幸せになれる

    「他の人に比べて、私はなんて不幸なのだ」と嘆く方がおられます。仏教では幸せになれない理由は、本人が悪い行いをしているせいだと説いています。不幸になるので、やってはいけない毎日の行動が10種類もあるのです。 まず身体から出てくる3種類の悪があります。次に口から出てくる4種類の悪もあります。最後に心か... 続きをみる

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  • 来世も夫婦で暮らしたい

    電話が鳴りました。故人の苗字と住所ですぐに気がつきました。2ヶ月前に奥様を亡くし落胆していた喪主様でした。出棺前の棺桶に取りすがり 「向こうで待っていてくれよ。おれもすぐに行くから。来世も夫婦で暮らそうな」 と、囁いていた優しいお顔を思い出しました。 お迎えの寝台車を走らせました。やつれてはいまし... 続きをみる

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  • お坊様を呼ばないお葬式

    皆様が考えるお葬式のイメージとは、祭壇前にお坊様が座り御経を唱える中、参列者が次々と焼香をして粛々と儀式が進行する場面を想像すると思います。しかし、この頃はお葬式に欠かせないお坊様を呼ばないお葬式も徐々に増えてきています。 無宗教葬と呼ばれるお寺を呼ばない葬儀にはデメリットもあります。菩提寺にお墓... 続きをみる

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  • 極楽浄土トラベルガイド

    あなたは生前に一度も殺生をしませんでした。プーンと飛んできた蚊や地面の蟻も殺しませんでした。嘘は一回もついたことがありませんでした。自販機の下に落ちていた10円も拾いませんでした。配偶者以外との行為を経験しませんでした。お酒は一滴も口にしませんでした。このような生き方をされた人が亡くなると枕元に阿... 続きをみる

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  • 携帯はマナーモードでね

    お葬式の開式前に、必ず携帯電話の注意アナウンスをするようになってずいぶん経ちます。「携帯電話をお持ちの方にお願いを申し上げます。葬儀進行中はマナーモード又は電源をお切りいただくようご配慮をお願いいたします」毎回ここまで注意喚起をしているのに、必ずといっていいほど着信音が鳴るのです。 映画館やコンサ... 続きをみる

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  • なぜ葬式を行うのですか

    皆様は「お葬式はなんでしなければならないのか」という質問に答えられますか?お葬式とは故人の冥福を祈りお坊様を呼んで成仏を願い、家族や親戚とお世話になった人達で故人を供養して、あの世へ送り出す儀式だからと答えるかもしれません。 お葬式を行うことは、まず社会的な理由が挙げられます。儀式を行うためには市... 続きをみる

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  • 葬儀会館にアレ出ますか

    テレビで心霊特番とか怪奇現象などの番組が流される季節になりました。葬儀会館の見学者の中にもこの部分を突っ込む方がおられます。「お葬式をしていない時の葬儀会館は不気味ですよね。やっぱり幽霊とか出るのですか?」答えは決まっています。「出ません」 死体が毎日運び込まれる場所ですから、気味が悪いと感じ幽霊... 続きをみる

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  • オヤジいい顔しているな

    「人はどんな死に方でも、死に顔は安らかで美しい」と書いてある本がありました。嘘です。長期に病気と闘い最期に力尽きてしまったお顔は、見るに堪えません。目の下にはくっきりと真っ黒なクマができ、頬はげっそりとこけて、瞼は開きっぱなしで白目をむきだします。老人専用の終末期病棟では誤嚥を防ぐために入れ歯を外... 続きをみる

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  • 夫婦は一緒に旅立ちたい

    婚姻届けを出した瞬間から、必ずどちらかが相手を見送る宿命を負います。私の仕事は夫婦の別離を目の当たりにする職場です。妻を送り出す夫は、責任感もあり葬儀の間はしっかりと喪主をつとめます。しかしその後ボロボロになり、壊れていきます。男は弱い生き物です。反対に、夫を送り出す妻は、葬儀後は皆様、生き生きと... 続きをみる

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  • この金額でお布施ですか

    ご寺院控室から出てきたスタッフが顔色を変えて私に近寄ってきました。「お寺様がすぐ来てくれと呼んでいます」なにかとても怒っている様子だと付け加えてきました。私の気がついていない粗相でもあったかなと考えながらお部屋に向かいます。「葬儀屋、この封筒の中身を見てくれ。ちゃんと、喪主に相場の説明をしておくよ... 続きをみる

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  • 緑の葉の名はなんですか

    病院で亡くなったご遺体をご自宅まで搬送します。お布団に寝かせて枕元に小さな祭壇を飾ります。枕飾りです。香炉、燭台、鈴、そして、花瓶に一本の樒(しきみ)を立てます。 この頃は、「その緑の葉っぱは何ですか」と尋ねられることがあります。「しきみ」や「しきび」と呼ばれるこの植物を始めて見る方も多いのです。... 続きをみる

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