おくりびとの日記

数多くの仏様を成仏させた「おくりびと」が、お葬式の出会いを綴ります。終活の参考になれば幸いです。

2023年12月のブログ記事

  • 皆様有難うございました

    このブログをご覧の皆様方、いつも開いて頂きありがとうございます。始めた時は葬儀屋の書くブログなどは、縁起でもないお葬式の話ばかりだから、誰も興味が無いだろうと思っていました。それでも終活ブームのこの頃ですから、どなたかの参考になれば良いし、お葬式を考えるお手伝いになるかもと思い直し、綴り始めました... 続きをみる

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  • 天に昇るサンタクロース

    町中がクリスマスの色に染まると思い出すお葬式があります。このブログ「おくりびとの日記」を書くきっかけになった出会いでした。「クリスマスの目前に旅立ったこんな仏様がいました」と皆様にもう一度お伝えしたくなり、再掲載させて頂きます。 打ち合わせの時に「納棺式の時に納めたい服や持たせたい品物がありました... 続きをみる

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  • 余命宣告は当たりません

    お葬式の打ち合わせが一段落しました。その後、ご家族と故人の入院中の闘病生活とか、介護施設での晩年のご様子などのお話しになることがあります。話題に出ることが多いのが、お医者から告げられたという「余命宣告」です。余命とは残りの命のことです。言い換えれば、これから先、生きられる日数と時間の通告です。もし... 続きをみる

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  • 四十九日法要までが忌中

    宗教離れが進んでいます。ですが、まだお坊様を呼ぶ仏教形式のお葬式は多く行われています。一連の流れでお坊様が御経を読むタイミングは5回あります。最初に安置されたご遺体の枕元であげてくれるのが「枕経」です。その作法が終わるとお葬式の日時の確認やお坊様の人数、戒名のランクの決定などが話し合われます。お通... 続きをみる

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  • 自分らしいお葬式をする

    お葬式のスタイルが変わりました。家族と親戚だけで見送る「家族葬」がほとんどになり、大勢の参列者が集う「一般葬」と呼ぶお葬式は少なくなりました。高齢者は増えるのに核家族化が進みます。ご近所付き合い等の地域の繋がりも見られなくなっています。宗教を信じる人も少なくなり、お坊様を呼ばない「無宗教葬」のお葬... 続きをみる

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  • 後悔する高価格のお葬式

    このブログはお葬式を綴っています。死んだ後の話など縁起でもないと言わないで下さい。どなたも、一生に一回はご自分のお葬式を含めて経験されるのです。現在、核家族化が進み高齢者と一緒に暮らす家族が少なくなりました。家族葬になり弔問の経験も少なく、まして喪主としてお葬式を施行された人はほとんどおりません。... 続きをみる

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  • 空席が目立つ高齢者葬儀

    喪主様はホールの大半を占めた空席状況に納得がいかないようでした。「おかしいなあ、もう少し来てくれると思っていたのだが、人の気持ちとはこういうものなのでしょうか?私の尊敬している母の評価と、これまで母が頑張った仕事のお付き合いは、世間の考えとこんなに大きく違うものなのですか?こんな状態では、亡き母を... 続きをみる

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  • 死ぬまでにやりたいこと

    終活ブームと言われています。本屋の店頭には老後生活に関する「ハウツー本」が並んでいます。「エンディングノート」も選ぶのに苦労するほど多種多様な品があります。「自分史」を書く人も多くなったようです。超高齢化社会の日本では、暇を持て余している高齢者に、あの手この手で売りつける商品が考え出されるのです。... 続きをみる

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