葬儀の当日が友引に当たると、縁起が悪いので、翌日にずらす習慣があります。 また友引を火葬場の休業日にする地域も多くあります。 気にしない方が増えていると言いながら、友引で葬儀日をずらす喪家様は まだまだ多くおられます。 「六曜」と言う古代中国で生まれた日時や方位などで、吉凶や運勢についての考え方か... 続きをみる
2020年1月のブログ記事
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「霊柩車を見かけたら親指を隠せ」 と、言われませんでしたか? 理由は亡くなって間もない魂は、まだ成仏していないので、その魂が親指の爪の間から 入り込むと考えられていた迷信からです。 親の死に目に会えなくなるからと言う地方もあります。 霊柩車と聞いて皆様がイメージされるのが神輿の装飾を載せている「宮... 続きをみる
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仏教では、人が亡くなると、死後49日間は、魂が迷っていると言われています。 そのため死後7日ごとに法要を行います。 7日ごとに7人のお釈迦様に出会い、教えを受けて勉強をして、それぞれに合格して から、初めて極楽に行けるのです。 7日かける7人で49日。やっと満中陰となり、仏様として極楽で暮らせます... 続きをみる
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葬儀屋にかかってくる電話には、当然 「亡くなったのでお葬式の申し込みを」 と言う連絡のほかに、葬儀の相談の電話も、毎日多くかかってきます。 まだ亡くなってはいないが、準備をしておきたいなどの内容には 丁寧にお答えしますが、この頃特に多くなってきたのが、 「いくらなら出来る」 と、開口一番に尋ねる方... 続きをみる
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家族は悩んでいました。 90歳のおばあちゃんの葬儀の打ち合わせ中です。死因は老衰、大往生でした。 「葬儀屋さん、おじいちゃんの出席をあきらめようと思うのだが」 故人の夫がまだ存命でした。しかし、認知症が進み5年前から介護施設に 入院しているとのこと、 「痴呆が進んで、もう誰の顔もわからない。... 続きをみる
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皆さんは、お通夜、告別式と一連のお葬式のイベントが終わると、 やれやれ一段落とお思いでしょうが、実は、その後が結構大変です。 葬儀屋もお葬式が終われば一件落着とはならず、その後煩雑に相談事に追われます。 簡単に数えてみても、仏壇の購入から、お葬式の時の白木の位牌から塗りの位牌への交換墓地の購入... 続きをみる
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葬儀屋とは、連日、「夫婦の別れ」「親子の別れ」を目の当たりにする仕事です。 夫婦とは婚姻届けを出した瞬間から、必ずどちらかが相手を見送る宿命を負います。 妻を送り出す夫は、プライドもあり葬儀の間はしっかりと喪主をつとめますが、その後は ボロボロになり、壊れていきます。 男は弱い生き物なのです。 反... 続きをみる
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百合子 と言う名前の仏様でした。 まだ二十代、なぜこんなに若い方が、棺に入らなければ、ならないのでしょうか。 会葬御礼が始まりました。 「娘が生まれたとき、窓から庭一面に咲いている、ユリの花が見えました。百合子 と名付けました。 娘はユリの花が大好きでした。こんなに沢山の友人達に送っても... 続きをみる
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大晦日を迎えようとしている年の瀬に命の灯が消えました。 「お正月なので」 と、 ご子息の意向で、ご家族のみの、簡素なご葬儀になりました。 火葬場の正月休み明けの、一番窯での出棺で極楽に送ります。 「おやじは無宗教なので」 「華やかなことは無駄だと言っていましたので」 「煩わしい人... 続きをみる