おくりびとの日記

数多くの仏様を成仏させた「おくりびと」が、お葬式の出会いを綴ります。終活の参考になれば幸いです。

2026年1月のブログ記事

  • 高齢者は詐欺に会います

    高齢者を対象にした調査によると様々な詐欺の連絡を受けたとか、誘いがあったとか、実際の被害に遭ったなどの経験がある人は、およそ20人に1人との恐ろしい報告が「株の学校ドットコム」から出されました。オレオレ詐欺だけでなく特に多くなっているのが株や不動産の投資詐欺です。お金に余裕のある高齢者のリストが詐... 続きをみる

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  • お布施は結構難しいです

    宗教離れと言われていますが、お葬式の時に、お寺のご住職を呼び読経をお願いするご家族はまだまだ多いです。特に、先祖代々のお墓がお寺の境内にあるとか、昔から檀家としてお付き合いがあるご家庭では、お葬式には必ずお寺を呼びます。そしてお葬式前にご住職に渡さなければならないのが「お布施」です。久しぶりのお葬... 続きをみる

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  • 互助会の積み立ては疑問

    国民生活センターに寄せられた相談の内「お葬式の苦情」にかかわる内容が2024年度に978件もあり過去最多を更新しました。すべてが料金設定に対する苦情です。例として「ホームページを見て連絡して説明を受けたら記載の金額よりも大幅に高額になった」「葬儀屋がよく説明をせずに次々と余計なオプションを付けて高... 続きをみる

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  • 父親が手作りの水子棺桶

    「小さい棺桶をください」こう言って事務所の入り口に立っていたのは若いご夫婦でした。女性はフワフワの産着を着せた赤ちゃんを抱いています。その赤ちゃんは泣き声をあげませんでした。死産とは妊娠12週以降に胎児が死んだ状態で生まれることを言います。12週未満の死産児の場合は人間とは認められず届け出はいりま... 続きをみる

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  • 孤独死が発見されるには

    一人暮らしの高齢者が一番気にする事があります。それが、万が一このまま死んだら気づく人がいるのだろうかと言う心配です。お風呂に入っている時、トイレでいきんでいる時、飲みながらテレビの前で笑っている時、そしてベッドで熟睡する前の眠気が襲ってくる時などふっと頭の隅によぎる様です。終活の相談でも孤独死を避... 続きをみる

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  • 孫が手作りした死に装束

    お顔に白い布をかけたお婆ちゃんの枕元に、大きな荷物を持って先ほど帰ってきたお孫さんが座っています。共稼ぎのご両親の代わりに、今、横になっているお婆ちゃんが、生まれた時から世話をしてくれてここまで大きくなったと後で聞きました。打ち合わせも終わり、ご自宅をお暇しようとした時にお嬢さんが質問してきました... 続きをみる

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  • 死後見えない世界で存在

    お葬式が終わると、どなたも考える事があります。それは「人は死んだら何所に行くのだろうか?」です。あの世、極楽、天国、黄泉の国、様々な言い方をされる別の世界です。世界の人が考え出した幾つかの宗教も亡くなった後に暮らす場所を示しています。大多数の人は「死んだ後は別の世界で過ごすのだろう」と朧気な考えを... 続きをみる

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  • 正月を一緒に過ごす仏様

    24時間365日休み無しが葬儀屋の仕事です。年末年始もゆっくりは出来ません。都市伝説に病院では火葬場が休業しているお正月は死期が近づいている患者さんに強い薬で延命処置を施し、死なせないようにしているという噂があります。確かに30日や大みそかには亡くなったという連絡が入りましたが、不思議に元日は引き... 続きをみる

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